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【横浜マンション傾斜】
「現場管理者担当の41件の調査を最優先で」中村克己弁護士

企業倫理や危機管理に詳しい中村克己弁護士の話
「今回の資料からは、旭化成建材のくい工事が全国の広範囲にわたり、集合住宅や学校、医療施設などさまざまな建物に用いられていたことが分かった。資料を開示したことは評価できるが、現段階では分布が判明しただけで、居住者や利用者の不安は解消されていない。同じ現場管理者が担当した41件の調査を最優先で行うのはもちろん、くい工事が行われた3040件全体について詳細に調べ、不正の有無が分かり次第、随時、居住者や利用者に説明していくことが必要だ」