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【尼崎連続変死】2人の執行猶予判決確定へ 最高裁

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【尼崎連続変死】
2人の執行猶予判決確定へ 最高裁

 兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件発覚の端緒となったドラム缶遺体事件で大江和子さん=当時(66)=への傷害致死罪などに問われた大江さんの長女、香愛(かえ)(47)と次女の裕美(44)の両被告について最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は、原告の上告を棄却する決定をした。香愛被告を懲役3年、執行猶予4年に、裕美被告を懲役2年、執行猶予3年とした2審大阪高裁判決が確定する。決定は13日付。

 争点は主犯格とされる角田(すみだ)美代子元被告=自殺、当時(64)=の支配下にいた被告の責任能力で、弁護側は「責任能力はなく心神喪失状態だった」と無罪主張していた。

 1審神戸地裁の裁判員裁判は「精神障害は認められず責任能力はあった」として香愛被告に懲役3年、執行猶予4年を、裕美被告に懲役2年、執行猶予3年を言い渡し、2審も支持した。

 1、2審判決によると、2人は元被告らと共謀し、平成23年7~9月、大江さんの頭を殴るなどして衰弱死させ、遺体をドラム缶にコンクリート詰めにして遺棄した。2人とともに起訴された裕美被告の元夫(45)は最高裁に上告しておらず、2審の執行猶予判決が確定している。

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