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架空の高利回り投資持ちかけ…長野の簡易郵便局元女性局長が8億9千万だまし取る

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架空の高利回り投資持ちかけ…長野の簡易郵便局元女性局長が8億9千万だまし取る

記者会見で謝罪する日本郵便信越支社の川野陽一支社長(右)ら=13日午後、長野市

 日本郵便信越支社は13日、長野県小諸市の簡易郵便局元女性局長(66)が架空の高利回りの投資を持ちかけ、延べ約180人の顧客から現金約8億9千万円をだまし取っていたことが分かったと発表した。顧客からの申告と元局長への聞き取り調査から判明した。

 同社は今年4月、顧客からの問い合わせを受けて調査した結果、元局長が「100万円を預けてもらえれば半年で1割の利子を支払う」などと持ちかけて顧客から現金をだまし取っていた疑いがあると発表。元局長との業務受託契約を解除して同簡易郵便局を閉鎖し、ほかにも同様の被害がないか調査を続けていた。

 日本郵便によると、元局長が帳簿を残していないうえ、預かり証を持っていない顧客も多いことから証拠が乏しいとして、被害者に対して5割の補償を提案したという。元局長を刑事告発するかどうかは検討中としている。

 同社の川野陽一支社長は「今後は同様の事案を発生させることがないよう指導を徹底し再発防止に取り組んでいく」と陳謝した。

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