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「マイナンバー」システムで収賄容疑 厚労省室長補佐を逮捕へ 警視庁

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「マイナンバー」システムで収賄容疑 厚労省室長補佐を逮捕へ 警視庁

警視庁に出頭する厚労省情報政策担当参事官室の中安一幸室長補佐=13日、さいたま市(橋本昌宗撮影)

 国民一人一人に12桁の番号を割り当てる「税と社会保障の共通番号(マイナンバー)制度」導入に絡むシステム契約を受注できるよう便宜を図った見返りに、現金を受け取った疑いが強まったとして、警視庁捜査2課が13日、収賄容疑で、厚生労働省情報政策担当参事官室の40代の室長補佐から事情聴取を始めたことが捜査関係者への取材で分かった。容疑が固まり次第、逮捕する。

 捜査関係者によると、室長補佐は平成23年秋、マイナンバー制度の導入に絡むシステムの契約を受注できるようIT関連業者に便宜を図った見返りに、現金約100万円を受け取った疑いが持たれている。

 関係者によると、室長補佐は3年に厚生省(当時)に入省し、医療・社会保障分野の情報化を推進。マイナンバー関連のシステム構築にも関与し、24年からは厚労省の情報政策を統括する情報政策担当参事官室に所属している。

 室長補佐は日本医療情報学会に所属し、国立大客員准教授も務めるなど、医療関係者やIT業者にも幅広い人脈がある。捜査2課は、室長補佐が情報政策に影響力がある立場を悪用して業者に便宜を図ったとみている。

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