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「兜町の風雲児」、株価操作で60億円売却益 監視委、大物仕手筋元代表を告発へ

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「兜町の風雲児」、株価操作で60億円売却益 監視委、大物仕手筋元代表を告発へ

 バブル期に巨額の資金を使って株価操作を繰り返した大手仕手グループ元代表の70代男性が、インターネットのサイトに根拠のない情報を書き込んで保有株の価格を不正につり上げ、約60億円の売却益を得ていたことが29日、関係者への取材で分かった。証券取引等監視委員会は元代表について、金融商品取引法違反(風説の流布)の疑いで、東京地検特捜部に告発する方針を固めたもようだ。

 仕手とは、証券市場で企業の業績などとは無関係に、相場を操作して利益を狙う行為。根拠のない情報を流す「風説の流布」や、グループ間で売りと買いを繰り返す「仮装売買」などの手法がある。元代表は昭和50年代から平成のバブル期にかけ、大きな仕手戦を演じ、「兜町の風雲児」と呼ばれた。

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