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【熊谷6人殺害事件】県警対応に住民不信感 後手の捜査強いられ

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【熊谷6人殺害事件】
県警対応に住民不信感 後手の捜査強いられ

埼玉県熊谷市の住宅で住民4人が殺害された事件から一夜明けた熊谷警察署には、多くの報道陣が集まっている=17日午前、埼玉県熊谷市の熊谷警察署(宮崎瑞穂撮影)

 「犯罪の疑いがなかったからだ」。県警の新井共実捜査1課長は17日の記者会見で後を追わなかった理由をこう説明したが、同署幹部は「外国人が(署に)物を置いたまま走り去り、信号も守らない」として、見つけないといけない「特異事例」との認識を持っていたことを明かした。

 元警視庁捜査1課長の久保正行さんは「任意とはいえ、監視に問題があった。弁解の余地がない」と批判する。「逃げたということは重大事件に関与している可能性も考えられる。県警を挙げて行方を捜すべきだった」

 ナカダ容疑者が去ってから、約1時間半後、熊谷市石原の2軒の住宅から「外国人風の男が侵入した」との通報が2件相次いだ。男はぐったりと疲れた様子で「カネ、カネ」などと話したが、断られると近くの車をのぞき見て、注意されると走り去った。

もぬけの殻

 翌日に発生した田崎稔さん(55)夫婦殺害事件を受け、県警は捜査を加速させる。15日に住居侵入容疑でナカダ容疑者の逮捕状を取り、16日未明には県内各署と全国の警察に向け、顔写真入りの手配書を送った。

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