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【東日本豪雨】生活再建「早く」 住宅損壊、把握まだ 廃棄物の山、長蛇の列

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【東日本豪雨】
生活再建「早く」 住宅損壊、把握まだ 廃棄物の山、長蛇の列

決壊した堤防付近の住宅で復旧作業を行う住民ら=15日午前、茨城県常総市(福島範和撮影)

 鬼怒川の堤防が決壊し、大量の濁流が流れ込んだ茨城県常総市。床上、床下合わせた浸水被害は約1万1千戸と推定されているが、住居の損壊状況は15日になっても全容を把握できておらず、仮設住宅や公営住宅への入居を希望する人数の集計も手つかずだ。住民からは「早く生活再建の態勢を整えてほしい」との声が上がっている。

 県災害対策本部によると、常総市内では水が引いていない地域もあるため、詳細な浸水戸数を割り出せておらず、全半壊の区別もできていない。

 仮設住宅を新たに建設すると完成までに数週間程度かかることから、県は被災者を県営住宅や国家公務員宿舎など公営住宅へ入居させることを検討している。

 ただ、市内に10カ所ある市営住宅のうち、鬼怒川東側の4カ所は浸水被害を受けており、すぐ利用できる近隣市町村の公営住宅のリストアップ作業が求められている。県の担当者は「リストアップが完了し、全壊、半壊がどの程度あるのかを把握できた段階で、帰宅困難な人から順番に入ってもらうが、いつになるかはまだ何ともいえない」。

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