産経ニュース

【宮城堤防決壊】緊迫の現場「ごおおっ」と迫る濁流 住民が語る恐怖「冷凍庫が倒れ、水に浮いていた」

ニュース 事件

記事詳細

更新

【宮城堤防決壊】
緊迫の現場「ごおおっ」と迫る濁流 住民が語る恐怖「冷凍庫が倒れ、水に浮いていた」

大雨の影響で渋井川の堤防が決壊し、浸水した宮城県大崎市の住宅=11日午前11時34分

 「今までに聞いたことのないような『ごおおっ』という濁流の音が聞こえて、カーテンを開けたら庭先が水浸しになっていた」

 宮城県大崎市を流れる渋井川の堤防が決壊したのは11日未明。同市古川西荒井地区では決壊直後、茶色の濁流が住宅街を襲った。

 午前2時ごろに避難準備情報のエリアメールで目が覚め、テレビなどで様子を見ていたという会社員の男性(40)によると、同5時過ぎ、轟音(ごうおん)がした直後に水が家の中に流れ込み、あっという間に腰ぐらいの高さまできたという。

 浸水により道路が寸断された場所では、大崎消防本部や宮城県警の救助隊員がボートやジェットスキーで救出活動を行った。

 木造2階建ての自宅1階が浸水した会社役員の菅原靖子さん(59)は午前9時前、2階のベランダから地元消防のボートで救助され、避難所となっていた大崎市立古川第五小学校の体育館へ。「1階では高さ約1メートルの冷凍庫が倒れ、水に浮いていた」と、浸水時の様子を説明した。

「ニュース」のランキング