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【鬼怒川堤防決壊】「夜8時過ぎにいきなり胸まで水が入ってきた。影響はないと思っていたのに…」 ろうそくとラジオでしのいだ夜

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【鬼怒川堤防決壊】
「夜8時過ぎにいきなり胸まで水が入ってきた。影響はないと思っていたのに…」 ろうそくとラジオでしのいだ夜

増水した鬼怒川が決壊し常総市三坂町に流れ込む =10日午後、茨城県常総市 (本社チャーターヘリから・大山文兄撮影)

 「夜8時過ぎにいきなり水位が上がって胸まで水につかった」。茨城県常総市の水海道地区から母とともに石下総合運動公園に救助された山本誉貴(しげたか)さん(39)は10日夜のようすをこう振り返る。

 10日の夕方から、家の前の道路は水であふれていたが、「雨脚も弱まってきていたので、これくらいで止まるだろうと思っていた」という。同居する両親も心配はしていなかったという。

 しかし、「夕食を食べ終えた頃には1階の畳がゆらゆらと浮き始めて、慌ててパソコンや父がやっている洋服の仕立の道具を2階に上げた」。

 ぎりぎりのところで無事だった山本さん一家だが、着替えなど生活用品は全て水につかってしまい、ろうそくを2本立てて、ラジオで情報収集をしながら不安な夜を過ごしたという。

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