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【栃木、茨城大雨】湿った空気が次々積乱雲に 雨降らせ続けた「線状降水帯」

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【栃木、茨城大雨】
湿った空気が次々積乱雲に 雨降らせ続けた「線状降水帯」

 線状降水帯のこうした発生形態は「バックビルディング現象」とも呼ばれ、昨年8月に広島市を襲った豪雨や、平成25年8月の秋田、岩手両県の豪雨、24年7月の九州北部の豪雨をもたらしたとされる。

 ただ、これまで線状降水帯ができる範囲は長くても100キロ程度。今回は関東から東北まで県をまたいで東西200キロ、南北500キロにわたっていた。津口研究官は「これほど長い線状降水帯は記憶にない」とした上で、「これまでなら積乱雲が並ぶのは1本だったが、今回は3本、4本の帯が同時に形成されて重なり合うことで、広範囲に長く雨が降り続いているのではないか」と推測した。

 線状降水帯は今後、温帯低気圧と台風17号とともに徐々に形を変えながら北上。東北地方では11日以降も激しい雨が長時間降る恐れがあるとして、気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。

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