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【栃木、茨城大雨】宇都宮、濁流の川…「こんな増水初めて」不安の住民

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【栃木、茨城大雨】
宇都宮、濁流の川…「こんな増水初めて」不安の住民

大雨で流されてきた流木がぶつかり、壊れた橋=栃木県壬生町羽生田

 気象庁が10日未明、同県に大雨の特別警報を発表した栃木県。台風18号から変わった温帯低気圧の影響で断続的に雨が降り続き、10日朝までの48時間雨量が、日光市今市589ミリ、同市五十里(いかり)584・5ミリ、同市土呂部(どろぶ)522ミリ、鹿沼市480・5ミリ、栃木市400・5ミリなど各地で観測史上最大の記録的な雨量となった。宇都宮地方気象台によると、夏場の2カ月分に相当する雨が2日間で降ったことになる。

 鹿沼市では土砂崩れで埋まった住宅1棟にいた2人のうち1人が救助されたが重傷、1人が行方不明になっている。

 県の10日午前6時までのまとめによると、1万1970世帯3万3136人に避難指示、2万6270世帯5万4044人に避難勧告が出されている。道路は国道、県道を含めて140カ所以上で通行止めとなり、交通網が寸断されている状況。大雨による通行規制のほか、路面冠水や土砂流出で通行できなくなった道路も多い。

 宇都宮市中心部を流れる田川では大雨で増水し、10日朝の時点で水が橋のすぐ下の当たりまで達し、濁流となって流れていた。川の近くに住む男性(80)は「40年ぐらい住んでいるが、ここまで水かさが増しているのを見るのは初めて。今後も雨が降るというし、心配です」と表情をこわばらせた。

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