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【山口組分裂】東映「仁義なき戦い」シリーズなどを手がけた大物プロデューサーが激白 「ドンパチがないと映画にはならん!」

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【山口組分裂】
東映「仁義なき戦い」シリーズなどを手がけた大物プロデューサーが激白 「ドンパチがないと映画にはならん!」

東映の元プロデューサー、日下部五朗氏が手がけた「新 仁義なき戦い」のポスター撮影風景。右は菅原文太=1974年11月、東京・銀座の旧東急ホテル(一部画像加工しています) 東映の元プロデューサー、日下部五朗氏が手がけた「新 仁義なき戦い」のポスター撮影風景。右は菅原文太=1974年11月、東京・銀座の旧東急ホテル(一部画像加工しています)

 ところで、あのころはどうして実録路線が受けたのか。「やっぱりリアリティーですよ。ホンマの話やとみんなが受け取ってくれることがよかったんだ」。岡田氏の回想録によると、実録路線は長続きせず3年ほどでブームは去った。現代において実録もの復活の可能性はあるのか。「きちんとやれば興行的に成功すると思うけど、かなりヤバイです。いくら警察が強くなっても暴力団の連中は自分の沽券(こけん)にかかわるような、名誉を傷付けられるようなことがあったら黙っておらん人が多いです」。さらに「(映画製作は)要するに金よ。金を集めるのが難しいんですよ。金集めてこないとポシャるんですよ。プロデューサーにそれだけの力がないと。何百万だったら多少は考えられるけど、何億っていう金を集めてくるだけのプロデューサー、誰かいるかな?」

 高倉健演じる田岡組長の生きざまを描いた「山口組三代目」は「仁義なき戦い」よりヒットしたが、暴力団の宣伝映画として批判もされた。このため3作目の「山口組三代目 激突篇」は実現しなかった。日本映画とテレビ局との関係が密になっている昨今、ますます実録映画が作りにくくなっていると指摘する。「テレビコードがあって、なかなか放映してくれんしな。映画館以上にテレビ局ってのは規制が厳しいから『ヤクザ』なんて言葉も使っちゃならんでしょ」

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