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“極悪”ハッカーは米名門大生 闇サイトで遠隔操作アプリ販売、日本をはじめ世界で相次ぐ被害

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“極悪”ハッカーは米名門大生 闇サイトで遠隔操作アプリ販売、日本をはじめ世界で相次ぐ被害

逮捕された名門大学生がスパイアプリの売買に利用していた会員制サイト「ダーコード」の画面を表示しながら摘発の発表をするFBIのサイバー対策担当者=7月14日、米ピッツバーグ(AP)

 父親は同じメロン大で起業家精神論を教えていた元教授で、母親は地元チャーチルの公共庭園のボランティアを務めるなど、厳格な家庭で育った。大学ではITやネット技術に興味を持ち、シリコンバレー(カリフォルニア州)にあるサイバーセキュリティー会社でインターンとして働くなどしたが、2年生のカリキュラムを終えて以降、学校を欠席したままだという。

「技術」認められメンバーに

 そんな彼の悪行が発覚したのは7月14日。米連邦捜査局(FBI)や欧州刑事警察機構(ユーロポール)、国家犯罪対策庁(NCA)など20カ国・計20の国際捜査機関が協力し、極悪ハッカーが集う会員制サイト「Darkode(ダーコード)」を一斉摘発したことだった。

 翌15日付英紙ガーディアン(電子版)などによると、ダーコードは07年の開設以来、世界中のサイバー犯罪者がコンピューターウイルスなどのハッキングツールを売買したり、自分たちがハッキングで入手した他人の個人情報などを交換する場として機能。メンバーになるには高いハッキング技術を披露し、既存メンバーから実力を認められる必要があるといい、各国の捜査当局が目を付けていた。

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