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【調布小型機墜落】遊覧飛行の可能性も 整備・管理会社は否定

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【調布小型機墜落】
遊覧飛行の可能性も 整備・管理会社は否定

事故から一夜明けた小型飛行機が墜落した現場では、警視庁の捜査員らが現場検証を開始した=7月27日午前、東京都調布市(早坂洋祐撮影) 

 東京都調布市の民家に小型飛行機が墜落し3人が死亡した事故で、小型機の5人の搭乗者は知人とみられ、調布飛行場で禁止されている「遊覧飛行」だった可能性が浮上している。

 「(技能維持のための)慣熟飛行だと認識しています」。小型機を整備・管理していた日本エアロテック(調布市)は27日、記者会見で小型機の飛行目的は「遊覧飛行ではなかった」と強調した。

 調布飛行場では、住宅地に近いことなどから、料金を取って乗客を乗せる「遊覧飛行」は禁止されている。事故当日の飛行目的について、小型機の機長だった川村泰史(たいし)さん(36)が提出した空港使用届け出書では、飛行技能を維持するための「慣熟飛行」と記されていた。

 同社は同乗していた田村康之さん(51)について「出入りしていたプロデューサーで、雑誌やCMなどの仲介役」と説明。田村さんはたびたび川村さんに頼んで東京・伊豆大島まで飛び、撮影を行っていたという。事故当日も、大島への日帰り飛行を予定しており、他の3人の搭乗者も田村さんの知り合いだったとみられることから、遊覧飛行の可能性も指摘されている。

 同社の小山純二社長は、慣熟飛行は他人が同乗することは可能で今回の飛行が遊覧飛行だったことを否定するが、「目的地での予定は把握していないが、現地に着いてお昼になれば食事もするし、いい景色があれば写真を撮ることもあると思う」と話した。

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