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認知症女性から4千万円着服容疑 成年後見人の元弁護士逮捕

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認知症女性から4千万円着服容疑 成年後見人の元弁護士逮捕

 成年後見人として管理していた認知症の女性の預金を着服したとして、警視庁捜査2課は2日、業務上横領容疑で、東京都千代田区三番町、元弁護士、渡部直樹容疑者(48)を逮捕した。捜査関係者によると、容疑を認めている。

 渡部容疑者は平成23年6月、認知症になっていた北区の無職女性(96)の成年後見人に東京家裁から選任され、銀行口座などを管理。無断で口座から現金を引き出したり、不動産を売却したりして、キャバクラなどで使っていた。

 同時期に別の認知症の女性(83)の成年後見人もしており、捜査2課は、この女性からも計約5千万円を着服していたとみている。

 逮捕容疑は23年10月~26年9月、成年後見人になった女性の口座から現金計約4200万円を引き出し、着服したとしている。

 女性が入居していた介護施設の支払いが滞り、別の弁護士が成年後見人に追加選任されたため、発覚を観念した渡部容疑者が26年10月、神田署に自首した。

 渡部容疑者は10年4月に弁護士登録し、第一東京弁護士会に所属。26年3月に福島県弁護士会へ登録替えしたが、同10月に弁護士登録を抹消していた。

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