産経ニュース

【年金機構情報流出】また機構の「ずさん」対応判明 専門家「事態把握おろそか」「知識も備えもない」

ニュース 事件

記事詳細

更新

【年金機構情報流出】
また機構の「ずさん」対応判明 専門家「事態把握おろそか」「知識も備えもない」

 日本年金機構の年金個人情報流出事件をめぐり、また機構の「ずさん」ともいえる対応が明らかになった。「全拠点でインターネット接続を遮断した」としていたのは5月29日ではなく、今月4日だった可能性が浮上。危機管理の専門家からは、機構の説明不足や、信用性のさらなる低下を指摘する声が上がる。

 機構では5月8日、九州ブロック本部でウイルスメールの開封による1台目の感染を確認。機構はこの1台に限り、パソコンのケーブルを抜いて通信を遮断したが、他のパソコンは接続を継続した。同日、職員に注意喚起を行ったが、具体的な不審メールのタイトルなどを示さなかったことも明らかになっている。

 その後、18日になって公開されていない職員のアドレスに不審メールが届くなどし、ウイルス感染したパソコンは少なくとも27台に拡大。「5月29日」としていた全面的なネット遮断が「遅すぎる」との批判が出ていた。

 機構の水島藤一郎理事長が9日に行った説明によると、ネット遮断が従来の公表時期より、さらに6日後だったことになる。

「ニュース」のランキング