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あすから施行 自転車、信号無視で講習 「危険行為」2回以上対象 

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あすから施行 自転車、信号無視で講習 「危険行為」2回以上対象 

 自転車で「信号無視」や「一時不停止」を繰り返した運転者に対する講習制度が、来月1日から始まる。自転車の悪質運転による事故が目立つためで、道交法を改正し、危険行為を明確に規定する。これまでほとんど走行のルールを学ぶ機会がなかった自転車。関係者は「『自転車だから』という安易な感覚を改めたい」としている。

 「なんとおわびしていいか分かりません」。死亡交通事故の加害側となった男性は、警察官の前で肩を落とした。事故は1月22日未明、東京都杉並区の甲州街道で発生。信号や横断歩道のない片側2車線の道路で、斜め横断した自転車と走行してきたバイクが衝突。亡くなったのは、バイクの運転手だった。その後の調べで、自転車の男性はいつもこの現場で斜め横断していたことが判明。警視庁は男性を重過失致死容疑で書類送検した。

 今回の講習義務化にかかる道交法は平成25年に改正。背景には24年の自転車関与事故の6割に、自転車運転者側の法令違反があったことがある。「自転車対歩行者」「自転車単独」「自転車同士」の死亡事故の件数と割合も増えており、15年は61件、25年は93件となっていた。

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