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川崎簡宿火災1週間 「3階建て吹き抜け」川崎特有 縦割り行政、被害拡大も

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川崎簡宿火災1週間 「3階建て吹き抜け」川崎特有 縦割り行政、被害拡大も

警察と消防による捜索が続く簡易宿泊所「吉田屋」の焼け跡=23日、川崎市川崎区(小野晋史撮影)

 簡宿が立ち並ぶ地区は全国にあるが、木造の2、3階が吹き抜け構造となっているケースは全国的に少ないとみられている。

 同市と隣接する横浜市では、中区の寿地区に120棟以上の簡宿が立地。大半が鉄筋コンクリート造りなどの耐火建築物で、木造はわずか4棟しかなく、いずれも2階建てだという。市消防局は「10年ほど前には既に現在のような状態だったと思う。吹き抜け構造は見たことがない」と話す。

 東京・山谷地区にある簡宿でつくる「城北旅館組合」(台東区)の関係者も「組合には148施設が加入し、鉄筋コンクリート造りも木造もあるが、吹き抜け構造は聞いたことがない」。大阪市西成区にある日本最大の日雇い労働市場とされる「あいりん地区」周辺には簡宿が64棟あるが、同市保健所によると、鉄筋コンクリート造りや鉄骨造りが55棟を占め、木造は9棟にすぎないという。

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