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【ネパール地震】野口健さんが帰国会見 新たな支援訴え

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【ネパール地震】
野口健さんが帰国会見 新たな支援訴え

記者会見でネパール大地震の状況を説明する野口健さん=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

 ヒマラヤ遠征中にネパール大地震に遭遇したアルピニストの野口健さん(41)が帰国し22日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を行った。

 野口さんはヒマラヤ登山中の4月25日に大地震が発生、被害状況の調査にあたっていた5月12日には、大きな余震に襲われた。

 野口さんによれば、山岳地帯のエベレスト街道沿いの村は、ほとんどの家が石積みで、地震と余震によって多くが全壊、半壊の壊滅的な被害が出ている。

 被災者は野宿に近い生活を余儀なくされているが、雨期が近づいており、家族そろって収容可能な大型テントの導入が急務という。世界各国から救援物資が寄せられているものの、登山道が寸断されており、「物資やけが人を搬送できる大型ヘリが決定的に不足している」と訴えた。

 山岳地帯ではいまだに被害状況の把握すらできていない村も少なくない。野口さんは「東日本大震災を経験した日本には復興へのノウハウがある。例えば、仮設住宅の建設や自衛隊のヘリ派遣など、さまざまな形でさらなる支援ができるはずだ」と呼び掛けた。

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