産経ニュース

「テロ、過去の遺物でない」 元捜査員、新たな脅威に警鐘 連続企業爆破事件犯人逮捕から40年

ニュース 事件

記事詳細

更新


「テロ、過去の遺物でない」 元捜査員、新たな脅威に警鐘 連続企業爆破事件犯人逮捕から40年

三菱重工ビル爆弾爆破事件の現場=1974年8月30日、東京・千代田区丸の内

 想像を超える危機が迫っていた日本。捜査に携わった別のOBは、「事件を過去の遺物や過ぎ去った歴史と考えてはならない。脅威はいつの時代にもある」と警鐘を鳴らす。

 今年、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害。日本は「標的」と名指しされた。過激思想に染まり、自国でテロを起こす事件は世界各国で起きている。

 「時代とともに社会が変われば、新しい危機や課題が生まれるのは当然」。OBはこう語り、「公安はその芽を敏感に察知して、危機を摘み取る。国を守る責務は重い」と強調する。

 大道寺将司死刑囚(66)ら犯行メンバーに厳罰が下された。一方、昭和50年と52年には、ハイジャック事件などを起こした日本赤軍の要求に基づき、佐々木規夫容疑者(66)らグループの3人が超法規的措置で釈放された。

 OBは「現在も逃げている犯人がいる。事件は40年経ってもまだ終わっていない」とつぶやいた。

このニュースの写真

  • 「テロ、過去の遺物でない」 元捜査員、新たな脅威に警鐘 連続企業爆破事件犯人逮捕から40年
  • 「テロ、過去の遺物でない」 元捜査員、新たな脅威に警鐘 連続企業爆破事件犯人逮捕から40年
  • 「テロ、過去の遺物でない」 元捜査員、新たな脅威に警鐘 連続企業爆破事件犯人逮捕から40年

「ニュース」のランキング