産経ニュース

相次ぐ少年による親族殺害 処分はさまざま

ニュース 事件

記事詳細

更新


相次ぐ少年による親族殺害 処分はさまざま

 少年や少女による両親など親族殺害事件はこれまでもしばしば発生してきた。ただ、こうした事件では、遺族も加害者の親族のため処罰感情が小さい上、少年法もあり、刑事裁判が開かれず動機などが明らかにならない場合も少なくない。

 近年では、東京都板橋区で15歳の長男が両親を鉄亜鈴で殺害(平成17年)▽福島県会津若松市で高校3年の17歳の男子生徒が母親の頭部を切断(19年)▽青森県八戸市で19歳の少年が母と弟、妹を殺害▽京都府京田辺市で16歳の専門学校の女子生徒が父親の首をおので切って殺害(21年)▽北海道南札幌町で、17歳の女子高校生が祖母と母親を殺害(26年)-などが発生(年齢はいずれも当時)。

 ただ処分はさまざまだ。板橋の事件で2審東京高裁は「虐待などが背景にあった」と認定、懲役14年とした1審判決から同12年に減刑した。八戸市の事件では、1審青森地裁は不遇な成育環境を認めつつ、「短絡的な犯行」として無期懲役とした。一方、会津若松市の事件では、福島家裁会津若松支部が、父親の処罰感情が強くない上、「治療・教育が望ましい」として、公判を開かず医療少年院送致を決定した。

「ニュース」のランキング