産経ニュース

【ネパール大地震】「家は崩壊、がれきの山」「みんな不安げ」 被害拡大の様相

ニュース 事件

記事詳細

更新

【ネパール大地震】
「家は崩壊、がれきの山」「みんな不安げ」 被害拡大の様相

ネパールの首都カトマンズで12日、地震後に屋外に逃げ出した女性ら(ロイター)

 ネパール東部の中国国境付近で12日、マグニチュード(M)7・3の地震が発生した。先月25日の大地震の余震とみられ、大地震により崩れかけた家屋が耐えきれずに倒壊するなど、各地で被害が広がっているもようだ。

 アルピニストの野口健さん(41)はエベレスト街道沿いのターメ村で大きな揺れを感じたといい、同日午後、東京都内の事務所宛てに無事を知らせる連絡があった。「家の中にいたら突然大きな揺れを感じ、慌てて外へ飛び出た直後に家は崩壊した。周囲は砂煙が激しく舞い、がれきの山になっていた」と伝えてきたという。

 野口さんはヒマラヤ登山のため、4月10日にネパール入り。今回の地震の被害状況を調べるため、滞在予定を延長していた。

 「最初ゆらゆらと揺れ始めたので、『また余震かな』と思っていたらどんどん強くなり、外に避難するときも足下がふらつくような揺れだった」と話すのはカトマンズの南、パタンで日本食レストラン「だんらん」を経営する内藤純子さん(53)。現地のラジオからは「大地震で土砂崩れが発生し、大きな被害が出た場所でまた崖崩れが起きた」などの情報が流れているという。

 カトマンズの北東約25キロのメラムチ村に日本赤十字社の医療スタッフとして派遣されている杉本憲治さん(47)は「壊れかけの建物が1つ、2つ壊れたようだ。現地ではみな不安げな表情をしている」と状況を説明した。

このニュースの写真

  • 「家は崩壊、がれきの山」「みんな不安げ」 被害拡大の様相

「ニュース」のランキング