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【アシアナ機事故】専門家「人為的ミスが争点」 度重なる事故、アシアナ航空側の安全姿勢に疑問

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【アシアナ機事故】
専門家「人為的ミスが争点」 度重なる事故、アシアナ航空側の安全姿勢に疑問

警察と消防による現場検証が行われたアシアナ航空の旅客機。エンジンにオレンジ色の金属が刺さっているのが見られる=15日午前9時29分、広島県三原市(安元雄太撮影)

 事故機は、アンテナに接触した後、滑走路を大きく外れ旋回。180度回転する形で停止したが、少し先は斜面で、大惨事につながる恐れにあった。広島空港事務所によると、滑走路には深さ約2センチ、幅約2センチの傷が約1キロにわたって残っていたという。青木さんは「大きく損傷はしたが、火災が発生しなかったことが被害を抑えられた要因だ」とみている。

 アシアナ航空は、平成21年、関西国際空港で着陸に際し、機体後部を滑走路に接触させる事故を起こしている。23年には、韓国の済州島沖で貨物機が墜落し乗員2人が死亡。25年には、米サンフランシスコ国際空港で着陸時に護岸に接触させるなどした炎上事故も起こした。この際は、米運輸安全委員会(NTSB)は機長らの操縦ミスなどが原因とする調査結果を示している。

 ただ、このNTSBの決定には韓国側が抗議。青木氏は「抗議は事故で反省点を見出し次につなげようとする意識に欠ける行為にみえる。このような姿勢も事故多発の背景にあるようにも思える」と話している。

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