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【アシアナ機事故】専門家「人為的ミスが争点」 度重なる事故、アシアナ航空側の安全姿勢に疑問

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【アシアナ機事故】
専門家「人為的ミスが争点」 度重なる事故、アシアナ航空側の安全姿勢に疑問

警察と消防による現場検証が行われたアシアナ航空の旅客機。エンジンにオレンジ色の金属が刺さっているのが見られる=15日午前9時29分、広島県三原市(安元雄太撮影)

 広島空港のソウル発アシアナ航空162便エアバスA320型機による事故で、なぜ同機は着陸に失敗したのか。国土交通省などによると、事故機は、滑走路の大きく手前から異常な低空姿勢を取っていたという。急な霧の発生による視界不良が指摘され、専門家は「人為的なミスが大きな争点になる」とする。ただ、アシアナ航空(韓国)は度重なる事故を起こしており、安全に対する意識にも問題があるとみている。

 事故機は、滑走路のはるか手前、約320メートルの位置にある無線アンテナに接触した。アンテナの高さは約6.4メートル。国交省によると、この距離では、通常はアンテナより30メートル程度の高度を取っているという。

 国交省によると、着陸の5分前に管制官が着陸許可を出した際は、問題はなかったが、徐々に、視界が悪くなっていたという。国交省は、1600メートル先まで見通せるのが着陸許可の最低基準だとする。 

 ただ、最終的な着陸の判断は、操縦士に任されるとされており、航空評論家の青木謙知さんは「詳しい調査を待たなければならないが、気象が悪ければ、着陸をやり直す選択肢もあったはずだ」と疑問を呈する。

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