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【朝鮮総連トップ宅捜索】長男は“裏”人事、次男は秘密資金運用…北朝鮮模した許氏一家「支配」、捜査が直撃

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【朝鮮総連トップ宅捜索】
長男は“裏”人事、次男は秘密資金運用…北朝鮮模した許氏一家「支配」、捜査が直撃

許宗萬一家の組織内の役割

 北朝鮮産マツタケ不正輸入事件をめぐる捜査が、許宗萬(ホ・ジョンマン)議長一家による在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)「支配」を浮かび上がらせた。許議長は、表立たない役職のまま、長男に人事、次男には資金運用の実権を握らせていたとされる。世襲を続ける本国の合わせ鏡のような体制。許議長の自宅まで捜索が入った今回の捜査が一家の権勢を揺るがすことになるのか。(桜井紀雄、鈴木俊輔)

“誤算”の始まり

 昨年9月、8年ぶりの訪朝に当たり、許議長は組織員から盛大な見送りを受けた。その少し前、目立たないように出国した関係者の動向を公安当局が注視していた。議長の妻と長男(53)、次男だ。

 日朝関係者は「一家そろって金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に面会し忠誠を誓うのが目的だった」と説明する。だが、金第1書記は足の手術もあり、結局、面会できなかった。“誤算”はこのとき、始まったのかもしれない。

 それ以前にも次男は捜索された貿易会社役員の肩書で頻繁に日朝間を往来していた。「密使役」を担っていたとみられ、報告対象は、正恩政権で朝鮮総連を管轄する工作機関225局の康寛周(カン・グァンジュ)局長。だが、彼は一家の訪朝を見届けた直後に死亡する。一家は最大の後ろ盾を失った。

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