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暴力団10年連続で減少 振り込めに本格参入か 摘発者数、詐欺が窃盗を初めて上回る

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暴力団10年連続で減少 振り込めに本格参入か 摘発者数、詐欺が窃盗を初めて上回る

 平成26年末時点の全国の暴力団勢力は約5万3500人で16年以降、10年連続で減少したことが12日、警察庁のまとめで分かった。前年より約5100人減少し、5年連続で過去最少を更新した。摘発人数は傷害や恐喝事件が減少する一方で詐欺事件が大幅に増加。警察庁幹部は「暴力団が振り込め詐欺に資金を求めている」と警戒している。

 警察庁によると、暴力団対策法が施行された4年は9万人以上だったが、9年以降は8万人台で横ばい状態が続いていた。しかし、全国で暴力団排除条例が相次いで施行されたこともあり22年以降は年々、大幅に減少している。

 21~26年の暴力団の摘発人数を罪種別にみると、傷害は21年の3123人から26年は2696人に減少、恐喝も同様に1800人から1084人に減少した。詐欺は16~20年は1800人前後で推移していたが、21年に2千人を突破、26年は2337人に上り初めて窃盗での摘発人数2296人を上回った。

 近年は暴力団が振り込め詐欺など特殊詐欺に本格参入していることがうかがわれ、24年の417人から25年は500人に、26年は689人へと増加している。

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