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【川崎中1殺害】
18歳少年「先輩立てず不満」 警察官に電話で「仲良くなったから大丈夫」と上村さん
上村遼太君の遺体が見つかった多摩川河川敷に手向けられた多くの花束やメッセージ=3日午後、川崎市川崎区
川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上(うえ)村(むら)遼太さん(13)が遺体で見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された3人のうちリーダー格の18歳の少年が「(上村さんが自分を)先輩として立てなかったことに不満を持っていた」と供述していることが3日、捜査関係者への取材で分かった。凶器は工業用カッターナイフとほぼ特定されており、神奈川県警川崎署捜査本部は引き続き当時の状況を調べている。
捜査関係者によると、少年は「カッターを使い、殺害した」と供述。2月20日に遺体で発見された上村さんの首の前部には、顔を上げさせて切ったとみられる横一線の切り傷があった。傷口の形状から凶器は工業用カッター1種類とほぼ特定され、現場で見つかった折れたカッターの刃とも矛盾しないという。首の後部にも2カ所の目立った切り傷があった。
一方、上村さんの知人らによると、少年は1月に因縁をつけて上村さんを激しく暴行。2月12日、上村さんと親しい別のグループが少年宅に押しかけて謝罪を求め、警察官が駆けつけるトラブルとなった。
