産経ニュース

【オウム公判】「サリンまくと伝えた」井上死刑囚が証言 高橋克也被告第21回公判

ニュース 事件

記事詳細

更新

【オウム公判】
「サリンまくと伝えた」井上死刑囚が証言 高橋克也被告第21回公判

 地下鉄サリン事件など4事件で起訴された元オウム真理教信者の高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第21回公判が20日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれた。証人尋問に地下鉄事件で総合調整役だった元教団幹部の井上嘉浩死刑囚(45)が出廷。事件前日に高橋被告に対し、「『サリンをまくから運転手をするように』と伝えた」と検察側主張に沿った証言をした。

 高橋被告は地下鉄事件について、「まかれたのがサリンとは知らなかった」と無罪を主張している。

 井上死刑囚によると、元教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(59)ら幹部を乗せて都内から教団施設に戻るリムジン車内で、強制捜査が近づいていることが話題になったという。村井秀夫元幹部(死亡)が「地下鉄にサリンをまけばいい」と提案し、麻原死刑囚が実行を指示した。

 麻原死刑囚が散布役と送迎役を指名して高橋被告が選ばれた際、「当時被告が精神的につらそうだったので、上司としてジレンマを感じた」と証言した。

「ニュース」のランキング