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八王子スーパー強殺事件 遺留指紋が10年前病死の日本人男性と酷似 警視庁が関連捜査

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八王子スーパー強殺事件 遺留指紋が10年前病死の日本人男性と酷似 警視庁が関連捜査

女子高生ら女性3人が射殺されたスーパー「ナンペイ」=平成7年8月3日、東京都八王子市(本社ヘリから)

 東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で平成7年、アルバイトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、女子高生らが縛られていた粘着テープから検出された犯人のものとみられる指紋が、約10年前に死亡した日本人男性のものと酷似していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁八王子署捜査本部は、男性と事件との関連を慎重に調べる。

 捜査関係者によると、指紋はテープの粘着面から検出されていて、捜査本部が過去に犯罪歴がある人物1千万人以上分が登録された指紋データベースに照会。最近になって、多摩地域に居住し約10年前に60代で病死した男性と指紋の特徴が似ていることが判明したという。男性の関与の可能性が浮上したのは、今回の照会が初めて。

 指紋による個人特定は、浮き出ている線状の隆起「隆線」などの特徴点12カ所が一致することが必要とされる。今回の指紋は不完全で部分的にしか残っておらず、8カ所のみの一致で捜査本部は「証拠としては不十分」としている。現時点で、男性の周辺から事件との接点は浮上していないとみられる。

 事件は7年7月30日午後9時15分ごろ、ナンペイ大和田店2階事務所で発生。パートの稲垣則子さん=当時(47)、アルバイトの矢吹恵さん=同(17)、前田寛美さん=同(16)=の3人が粘着テープで縛られた上、頭を拳銃で撃たれ死亡した。

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