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府中の信金職員刺殺事件から10年 警視庁が犯人とみられる男の画像公開

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府中の信金職員刺殺事件から10年 警視庁が犯人とみられる男の画像公開

 東京都府中市の多摩中央信用金庫(現・多摩信用金庫)府中支店で平成17年2月、同支店営業課長の後藤博樹さん=当時(39)=が刺殺された事件で、警視庁府中署捜査本部は12日、事件直後に現場から逃走する犯人とみられる男の防犯カメラ画像を公開した。14日で発生から10年が過ぎるのを前に、広く情報収集を求めたいとしている。

 捜査本部によると、画像は同支店の隣のビルの防犯カメラに映っていた。男は黒っぽいニット帽、黒っぽいジャンパー、ジーンズ、白い運動靴を着用し、現場から北側の京王線府中駅方向に逃走している。首から下部分だけが映っており、顔は判別できない。

 事件は17年2月14日午後11時50分ごろに発生。残業を終えて、部下と職員用通用門から駐車場に出ようとした後藤さんが、柳刃包丁を手にした男と鉢合わせになり、腹など数カ所を刺されて死亡した。後藤さんは通用門から約20メートル離れた駐車場と道路の境目付近で倒れており、男を撃退しようと立ち向かったとみられる。支店の売上金や、後藤さんの所持品が奪われた形跡はなかった。

 目撃情報などから、男は20~40歳、身長170~180センチのやせ形とみられ、血液型はO型。ポケット部分に反射素材の白いラインがあしらわれた黒いリュックを背負っていたという。

 捜査本部は「画像では、かなり焦って逃げている様子が見て取れる。バレンタインデーの夜に起きた犯行で、当時の記憶を呼び起こすきっかけになれば」としている。

 情報提供は府中署(電)042・360・0110。

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