産経ニュース

【後藤さん殺害映像】「自分がついていれば」涙声で悔やむザイムさん イスラム国案内の「謎のガイド」はFBにコメント

ニュース 事件

記事詳細

更新

【後藤さん殺害映像】
「自分がついていれば」涙声で悔やむザイムさん イスラム国案内の「謎のガイド」はFBにコメント

 後藤健二さんがイスラム国に向かう際に頼ったのは、地元でも実績が「謎」とされるシリア人ガイドの男性だった。その直前まで後藤さんに同行していた友人のアラアッディーン・ザイムさんは産経新聞の電話取材に「自分がついていればこんなことにはならなかった」と涙声で語った。

 初めて後藤さんの同行取材を断り、別れを告げたその日から、後藤さんの所在は分からなくなった。

 ザイムさんが後藤さんの取材に同行し始めたのは2012年夏。ザイムさんはシリア在住で、後藤さんがトルコ側国境から入国するのをサポートした。後藤さんの8回にわたるシリア内戦取材に同行してきた。

 夜、泊まる場所は決まってザイムさんの自宅だった。紛争地帯でおびえるシリア人家族を取材した際は「危険だ」と止めたが、「シリアの人々に何が起こっているか、私が日本に伝えなければならないんだ」と熱く語る後藤さんに心を動かされた。砲弾が飛び交う中、2人は車で取材した。ザイムさんは「ケンジは、勇敢なジャーナリストである前に私の大切な友達だった」と振り返る。

 昨年10月2日からのシリア取材にも同行。その様子は民放番組にも使われた。だが同月23日、後藤さんが再度訪れ、「イスラム国を取材したい。湯川遥菜さんを助けたい」と相談したとき、「あまりに危険だ」と初めて同行を断った。

「ニュース」のランキング