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【後藤さん殺害映像】
対外諜報活動どう強化 高まる日本標的テロの脅威
「イスラム国」が公開した後藤健二さんを殺害したとする映像では、日本をテロの標的にすることが明確に示された。2001年の米中枢同時テロ以降、国内外で国際テロリズムの脅威が深刻化したが、国内でイスラム過激派によるテロが起きることはなかった。政府関係者が「これからは、こうしたテロとの戦いが増えていく」と語るように、日本を標的としたテロの脅威は新たな段階に突入し、インテリジェンス(諜報活動)の強化が求められる。
イスラム国は後藤さんを殺害したとする映像で、「日本が戦争行為を仕掛けている」と一方的に主張し、日本国民への無差別テロ攻撃を示唆した。シリア周辺をはじめ、各国で暮らす多くの邦人を狙ったテロは、差し迫った危機へと高まった。
また、島国という地理的特性から、イスラム国などイスラム過激派の入国を水際で阻止することができたとしても、国外の過激派に感化された日本人による国内での「ホームグロウン・テロ」の恐れもある。
