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【サンゴ密漁船長公判】小笠原村長「砂浜に上陸してくるのでは」村民の不安代弁 海上保安官は緊迫の逮捕状況を証言 第2回公判詳報

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【サンゴ密漁船長公判】
小笠原村長「砂浜に上陸してくるのでは」村民の不安代弁 海上保安官は緊迫の逮捕状況を証言 第2回公判詳報

 小笠原諸島(東京都小笠原村)周辺のサンゴ密漁問題で、領海内で違法操業したとして、外国人漁業規制法違反の罪に問われた中国人船長、許益忠被告(39)の第2回公判が30日、横浜地裁(成川洋司裁判長)で開かれ、同村の森下一男村長(65)と、許被告の逮捕時に現場の指揮を執った海上保安庁の男性保安官への証人尋問が行われた。公判の詳報を伝える。

 30日午後1時15分、裁判長と裁判官の計3人が404号法廷に入廷し、全員起立。小柄な許被告は紺色のジャージー姿でマスクをして、終始うつむき加減だった。検察側の証人として出廷した2人のうち、森下村長から証人尋問が始まった。

 検察側はまず、小笠原での漁業の重要性、観光産業への影響を尋ねた。

 検察「漁業は小笠原村でどのような位置づけか」

 森下村長「第1次産業として父島、母島の産業振興の要の1つだ」

 椅子に座り、裁判長を真っすぐに見つめながら、冷静な口調で答える森下村長。

 検察「貴重な漁場を漁業関係者はどのように扱っているのか」

 森下村長「持続可能な漁業を目指し、禁漁区域を設定しながら日常の漁業を行っている」

 検察「優良な漁場に多数の船団が押し寄せた。海域環境の調査は行っているのか」

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