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検察「韓国のSK社は開発コストなしに急速な商品の向上を遂げ、東芝の競争力が低下した」 東芝データ不正流出で初公判

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検察「韓国のSK社は開発コストなしに急速な商品の向上を遂げ、東芝の競争力が低下した」 東芝データ不正流出で初公判

 大手総合電機メーカー「東芝」の研究データを不正に持ち出し韓国の半導体大手「SKハイニックス」に提供したとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)罪に問われた東芝の業務提携先の半導体メーカー「サンディスク」の元技術者、杉田吉隆被告(53)の初公判が20日、東京地裁(室橋雅仁裁判長)で開かれた。杉田被告は「おおむねその通りです」と起訴内容を認めた。また、室橋裁判長は判決期日を3月9日に指定した。

 流出したのはスマートフォンなどに使われる「NAND型」フラッシュメモリーのデータ。同型の世界シェアでSK社が東芝に後れを取っていた。地裁は企業秘密保護のため、一部の証人尋問や被告人質問を非公開で行う。

 検察側は冒頭陳述で、「流出当時、世界最小だった東芝の商品の情報は有用だった。SK社は開発コスト無しに急速な商品の向上を遂げ、東芝の競争力が低下した」と批判。弁護側は、「流出したのは東芝にとって最も秘匿性の高い情報ではない」と指摘した。

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