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リターンライダーの“過信” 中高年バイク事故死増加 「若い頃ともう違う」注意を 

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リターンライダーの“過信” 中高年バイク事故死増加 「若い頃ともう違う」注意を 

バイクの安全教室でスラローム走行するリターンライダーたち=23日午後、東京都世田谷区の警視庁交通安全教室センター(加藤園子撮影)

 交通事故の死亡者数が年々減少を続ける中、中高年のバイク事故死者が増えている。背景にあるのは、青春時代を思い出し、再びバイクにまたがる「リターンライダー」の増加だ。体力やバイクの性能の変化に感覚が追いつかず、単純な操作ミスなどで命を落とすケースが後を絶たない。危機感を強める警視庁と神奈川、埼玉、千葉の3県警は23日、初めて合同の安全教室を開き、注意を促した。

 「正しい操作と技術を再確認してください」。警視庁の女性白バイ隊員が呼びかける。23日、東京都世田谷区の警視庁交通安全教育センターに集まったのは、40歳以上の中高年ライダーを中心とした86人。ハンドルの握り方やつま先の向きなど乗車の基本操作を確認した後、スラローム走行や板の上を走るバランス走行を繰り返した。

 参加したさいたま市の私立幼稚園経営、龍崎悦子さん(49)もリターンライダーの一人。「膝が開いていると指導されて初めて気がついた。自分ではできているつもりだったけど、忘れていることだらけでした」と話した。

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