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「運び屋介在増える」と警視庁警戒 危険ドラッグ、水際対策本格化で“地下化”懸念も

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「運び屋介在増える」と警視庁警戒 危険ドラッグ、水際対策本格化で“地下化”懸念も

警察に押収された危険ドラッグ

 ようやく水際対策が本格化し始める一方で、警察当局は早くも危険ドラッグの輸入ルートの“地下化”を警戒し始めている。

 これまで危険ドラッグ販売業者らは、摘発されない前提でキロ単位の原料の粉末を紙など簡易な包装で輸入することが多かった。だが、捜査関係者によると、最近はぬいぐるみに隠すなどの例もみられるようになってきたという。

 指定薬物を東京都内の自宅に輸入したとして、警視庁が11月に旧薬事法違反容疑で摘発した20代の男は、指定薬物を1回5千円で製造業者に届ける「運び屋」とみられており、輸入ルートが複雑化していることもうかがえる。

 警視庁幹部は、「業者は警戒を強めており、輸入ルートに運び屋を介在させる例はこれからも増える」と指摘。「輸入ルート解明には、指定薬物を別のものに入れ替えて流通を監視する『泳がせ捜査』の導入が急務だ」と訴えている。

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