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不正送金狙いウイルス送信 全国初、供用容疑で男逮捕

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不正送金狙いウイルス送信 全国初、供用容疑で男逮捕

 他人のインターネットバンキングIDを不正取得するため、遠隔操作ウイルスをメールで送信したとして、警視庁サイバー犯罪対策課などは不正指令電磁的記録供用の疑いで、松山市和泉南、無職、藤田浩史容疑者(29)を再逮捕した。「身に覚えがない」と容疑を否認している。

 警視庁によると、藤田容疑者は他人のIDでネットバンクの不正送金を繰り返し、21件約1600万円の被害に関与した疑いがある。不正送金事件に絡み、ウイルスの供用罪を適用するのは全国で初めて。

 再逮捕容疑は6月3日、東京都の50代の女性に遠隔操作ウイルスを添付したメールを送ったとしている。

 藤田容疑者は同月、フィッシングサイトを開設し、他人のネットバンクIDを不正取得したとして、不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕、起訴され公判中。

 国内の不正送金の被害は今年1~6月で約18億5200万円に上り、最悪だった昨年1年間の合計額を上回るなど、被害が深刻化している。

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