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暖房切れ、極寒車内に8時間 「頑張りましょう」と乗客同士励まし合って… JR仙山線

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暖房切れ、極寒車内に8時間 「頑張りましょう」と乗客同士励まし合って… JR仙山線

JRが手配したバスで、仙台駅についた乗客。10時間かけて目的地に到着した乗客の顔には疲労の色が濃く映っていた=3日午後、仙台駅(木下慧人撮影)

 3日朝から停電で運転を見合わせていた山形市のJR仙山線は午後5時25分ごろ、全線で運転を再開した。山寺(やまでら)-面白山高原(おもしろやまこうげん)間で約8時間にわたって立ち往生した山形発仙台行き快速列車の乗客283人に体調不良を訴えた人はいなかったという。

 JR東日本仙台支社によると、列車が止まったのは宮城県との境に近い山中。車内の暖房も切れ、同支社は車内の乗客に食料やカイロを配布した。

 同社は午前11時ごろから除雪作業と木の伐採を開始。停電は午後3時ごろに復旧し、列車は現場から約4キロ引き返して山寺駅に到着した。

 山寺駅で降りた乗客たちは、ほっとした表情を見せた。停電した車内では「寒いけど頑張りましょう」と、乗客同士が声を掛け合っていたという。乗客は、そのまま列車で山形に戻ったり、代行バスで仙台に向かったりした。

 16人が乗った代行バスは午後5時40分ごろ、仙台駅に到着。山形市の専門学校生、布施裕司さん(20)は「突然列車が止まり、携帯電話もつながらず、何が起きたか分からなかった」と困惑した表情を浮かべた。携帯音楽プレーヤーで音楽を聴きながら気を紛らわせ、「早く車内から出ることだけを考えていた」と振り返った。

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