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不必要なインスリン大量投与 傷害容疑で看護師の25歳女逮捕 東京・世田谷の玉川病院

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不必要なインスリン大量投与 傷害容疑で看護師の25歳女逮捕 東京・世田谷の玉川病院

警視庁玉川署に入る高柳愛果容疑者=1日午前9時26分

 東京都世田谷区の玉川病院で4月、入院患者の女性(91)が必要のないインスリンを大量に投与され、一時的に意識がもうろうとするなどした事件で、警視庁捜査1課は1日、傷害容疑で、同区桜新町、看護師、高柳愛果容疑者(25)を逮捕した。捜査1課によると、容疑を否認している。女性との間に目立ったトラブルは確認されておらず、捜査1課が詳しい動機などを調べる。

 逮捕容疑は4月3日、6日、9日の3回にわたり、病室内で女性にインスリンを投与して低血糖状態にしたとしている。

 女性は糖尿病などインスリンの投与が必要な患者ではなく、一時、手足が震えたり、意識が薄れたりしたが、治療を受けて回復。現在は退院している。

 捜査1課によると、高柳容疑者は女性の担当で、女性が意識障害を起こした際、いずれも病室内にいるところを同僚らが目撃していた。意識障害の原因が判明していない段階で、医師へ報告せずに女性から採血して血糖値を計測する不審な行動もみられたという。

 インスリンは血糖値を下げる働きがあり、大量に投与した場合、低血糖による発作で死亡する恐れもある。捜査1課は高柳容疑を8月20日から数回、任意聴取し、殺人未遂容疑での立件も視野に捜査していた。

 病院では4月7日と9日に瓶2本分のインスリンが紛失しているのが見つかり、捜査1課は高柳容疑者が持ち出した可能性があるとみている。

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