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【サンゴ密漁】「海が無残に壊された」 地元漁師らが窮状訴え、警備強化求める決議文手渡す

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【サンゴ密漁】
「海が無残に壊された」 地元漁師らが窮状訴え、警備強化求める決議文手渡す

中国漁船によるアカサンゴ密漁問題を訴える集会=26日午後、東京都千代田区

 小笠原諸島(東京都)周辺海域での中国漁船によるサンゴ密漁問題で、超党派の国会議員や地元議員らが参加した緊急集会が26日、憲政記念館(千代田区)で開かれた。地元漁師らも出席し「海が無残に壊された」と窮状を訴えた。

 集会には、約300人が参加。漁師らが撮影した中国漁船の密漁映像が流された後、現状が報告された。中国漁船は9月半ばから徐々に数を増やした。ここ数日で数は激減したが、漁師の小川剛さんは「密漁、妨害、威嚇。中国漁船は、わが者顔で振る舞い、生態系にも影響を与える。1隻でも迷惑だ」と訴えた。

 地元は再三にわたり、状況の打開を訴えたが、なかなか改善されなかったという。小笠原村観光協会の金子隆会長は「大切にしてきた宝の自然が奪われてしまった」と話した。

 集会後、漁師らは首相官邸を訪れ、世耕弘成官房副長官に海上警備強化などを求める決議文を手渡した。

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