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朝鮮総連本部の所有権、マルナカに移転完了 明け渡し求める方針

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朝鮮総連本部の所有権、マルナカに移転完了 明け渡し求める方針

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部=東京都千代田区(蔵賢斗撮影)

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物(東京都千代田区富士見)の競売で、22億1千万円で落札した「マルナカホールディングス」による東京地裁への代金納付手続きが21日、完了し、総連本部の所有権がマルナカに移転した。

 マルナカはこれまで「総連に賃貸、売却する方針はない」と明け渡しを求める姿勢を示している。総連本部は日本と外交のない北朝鮮にとって事実上の大使館といえる重要拠点。総連側が明け渡しに応じない場合は、マルナカが地裁に「引渡命令」を申し立てることが可能だが、引渡命令に対しても、総連側は東京高裁や最高裁に不服申し立てできるため、今後の対応が注目される。

 総連本部をめぐっては、1回目の入札で宗教法人最福寺(鹿児島市)が落札したが、資金調達できず購入を断念。2回目の入札では、50億1千万円で落札したモンゴル企業が提出書類の不備で失格となり、地裁は次点のマルナカへの売却を許可した。総連側が不服を申し立て、次点のマルナカに売却を許可した手続きが適法かが争われたが、最高裁は11月4日付で棄却。売却許可決定が確定した。

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