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眞鍋かをりさんに殺害予告、ネット発達で増える「スターストーカー」

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眞鍋かをりさんに殺害予告、ネット発達で増える「スターストーカー」

 タレントやアイドルら著名人が、ブログなどで誹謗(ひぼう)中傷を受けるケースは後を絶たない。中でも執拗(しつよう)に書き込みを繰り返すなどしてつきまとう行為は「スターストーカー」と呼ばれ、専門家は「インターネットの発達によって著名人との交流が容易になっており、今後も増えていく可能性が高い」と警鐘を鳴らす。

 「嫌なことを書いてくる人や、ときに危険すら感じるようなものまであった」。タレントの優木まおみさん(34)は今年3月、公式ブログのコメント欄への書き込みを会員限定に設定変更し、その理由をこう説明した。当時、妊娠を公表しており、危機感を募らせていたという。人気アイドルグループHKT48の指原莉乃さん(21)も同月、テレビ番組で「ツイッターで1日100件は『死ね』と言われている」と脅迫被害を告白した。

 警察当局は殺人や爆破予告といった直接的な危害が懸念される書き込みについては積極的に摘発している。秋葉原を中心に活動するグループ「アリス十番」の女性メンバーのブログには、平成9年に起きた神戸連続児童殺傷事件の犯行声明を引用した「第三の酒鬼薔薇」を名乗る男から殺害をほのめかす書き込みがあり、警視庁が2月に、脅迫容疑で男を逮捕した。男は「自分の存在を認めてほしかった」と供述した。

 今回、眞鍋かをりさんへの脅迫容疑で逮捕された男は、数年間にわたり、中傷を繰り返していた疑いがある。東洋大の桐生正幸教授(犯罪心理学)は「ブログなどは手軽にファンらと交流できる利点の一方で、匿名性もあり、荒れたものになりやすい」と指摘。「無視を続けるのはストーカーにとって火に油を注ぐ結果になってしまうため、ルール作りやモラルの徹底が急務だ」としている。

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