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ストーブ火災、危ないのは…実は「電気」 出火元の7割 東京消防庁管内

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ストーブ火災、危ないのは…実は「電気」 出火元の7割 東京消防庁管内

 東京都は5日、平成25年までの5年間に、東京消防庁管内で発生したストーブ火災のうち、「電気ストーブ」が出火元になったケースが約7割を占めたとする調査結果を発表した。

 都民2万人に行ったアンケートでは、火災の危険が最も高いと思う暖房器具について約8割が「石油ストーブ」と回答。安全意識に乖離があるとして注意を呼びかけた。

 調査によると、過去5年間のストーブ火災674件の出火原因で、最も多かったのは電気ストーブの491件。石油ストーブは129件で2番目だった。

 一方、アンケートでは電気ストーブが最も危険と答えた人はわずか4・2%。ストーブの前面と可燃物の間に、安全基準とされる1メートル以上の距離をあけずに使っている人が約6割に及んだ。石油ストーブでは1メートル以上離して使う人が約6割いたのとは対照的で、安全意識に差が出た。

 都の実験では、綿布団を電気ストーブから5センチの距離に置いた場合、実験開始から11分で白煙があがり、14分後には表面温度が約500度に達した。30センチの場合も約5分で約100度となった。都では「綿布団は400度前後で出火するとの文献もあり、100度ではやけどの恐れもある」と警鐘を鳴らしている。

 

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