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【再掲・記者訴追 韓国に問う】「大統領から聴取せず、変な話だ」 ノンフィクションライター、西岡研介氏

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【再掲・記者訴追 韓国に問う】
「大統領から聴取せず、変な話だ」 ノンフィクションライター、西岡研介氏

 新聞、雑誌で記事を書いてきた経験から最初に気になったのは、青瓦台(韓国大統領府)の報道官が、加藤達也前ソウル支局長(現東京本社社会部編集委員)に「確認もせずに(記事を)掲載した」と言い放ったという話だ。

 青瓦台は7月の時点で、名村隆寛編集委員が書いた次期駐日大使の内定人事を伝える記事に対して、「解禁指定日時を破った」として、産経新聞に1年間の出入り禁止(取材拒否)を通告していたそうだ。取材を受けないと言っておいて確認しなかったという言い分はおかしい。「確認に行けばきちんと答えてくれたのか」と言いたくなる。

 名誉毀損(きそん)で加藤前支局長を在宅起訴しておきながら、韓国の検察が朴槿恵(パク・クネ)大統領から事情聴取をしていないというのも変な話だ。

 市民団体の告発を受けて捜査に着手した形になっているが、朴大統領の被害者意識が示されていないのに立件した。それは朴大統領の意向を青瓦台や検察が忖度(そんたく)したということだろう。官僚による忖度政治は、民主主義にとって一番危ない権力構造で、「大丈夫なのか、韓国」と思う。

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