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収支、事実でも違法の恐れ 小渕経産相の観劇会参加費説明、記載と食い違い

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収支、事実でも違法の恐れ 小渕経産相の観劇会参加費説明、記載と食い違い

 小渕優子経済産業相(40)=群馬5区=関連の複数の政治団体をめぐる不透明収支問題は、小渕氏側が地元後援者のために開催した「観劇会」の収支の実態が最大の焦点となっている。政治資金収支報告書に虚偽を記載していれば政治資金規正法に抵触する恐れが生じ、事実を記載していても公職選挙法違反の疑いがあるためだ。親族企業などへの支出も不適切と指摘されている。

2642万円の差額

 小渕氏の関連団体「小渕優子後援会」の平成22年と23年分の収支報告書によると、同後援会は有名歌手らが出演する観劇会を劇場「明治座」(東京)で実施。しかし22年分の収支報告書の記載では、参加者からの会費収入が373万円だったのに対し、明治座への支出は844万円に上っていた。その支出と同じ日に、小渕氏の関連団体「自民党群馬県ふるさと振興支部」も明治座に844万円を支出していた。

 23年分の記載でも、同後援会の観劇会収入369万円に対し、明治座への支出は同後援会が849万円、同支部は847万円。会費収入と劇場側への支出の2年間の差額は計2642万円となっている。

 さらに24年にも観劇会は実施されていたが、収支報告書への記載はなかった。

 収支の食い違いは東京ドームで行われた「巨人戦観戦ツアー」でも見られ、22年と23年の2年間で会費収入計19万円に対し、支出は計110万円に上る。

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