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拡散する「失神ゲーム」解説 安易な模倣を懸念

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拡散する「失神ゲーム」解説 安易な模倣を懸念

 「失神ゲーム」は「気絶遊び」とも呼ばれ、数十年前から、呼び名通りの遊び感覚で子供たちの間で行われてきた。だが、いじめに使われることも多く、現実には死の危険さえ潜む。最近では、インターネット上に実践動画が拡散しており、安易な模倣行為が懸念されている。

 「立つ瞬間に息を吸います」「心臓を圧迫します」。インターネットの動画共有サイトには、少年らが失神ゲームを実践しながら詳細に解説し、面白おかしく紹介する動画が多数、投稿されている。日本語だけでなく、英語など海外の動画も拡散しており、捜査関係者は「見れば誰でも実践できる状態だ」と危機感をあらわにする。

 失神ゲームによる暴行や傷害事件は後を絶たない。昨年4月、同級生に失神ゲームを強要するなどして暴行を加えたとして、傷害容疑で福岡県警に逮捕された高校2年の男子生徒は「遊び感覚でやった」と供述したという。

 だが失神ゲームは、遊びとはほど遠い重大な結果を招いている。平成24年には、北海道の高校1年の男子生徒が気を失った後に転倒して歯を折るなどの重傷を負った。14年にも東京都練馬区で小学5年の男児が気を失い、同様に歯を折る重傷を負っている。

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