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生後5カ月の長男ら殺害、死刑確定へ 

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生後5カ月の長男ら殺害、死刑確定へ 

 宮崎市で平成22年3月、生後5カ月の長男と妻=当時(24)、義母=同(50)=の家族3人を殺害したとして殺人罪などに問われた無職、奥本章寛被告(26)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)は16日、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。裁判員の死刑判断を最高裁が支持したのは2例目。

 同小法廷は「説教や叱責を繰り返す義母との同居生活から逃れたいと思い悩んだ末に家族3人の殺害を決意した」と指摘。「あまりに短絡的で身勝手。相当に計画的な犯行で、結果は誠に重大」とし、死刑とした1、2審判決を支持した。

 上告審では、1審宮崎地裁の裁判員裁判で極刑を求める意見を述べた遺族が「1審に差し戻し、もう一度深く審理してほしい」とする上申書を提出したが、判例上、上告審で新たな証拠採用はできないとされている。

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