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国道6号、通行制限解除1カ月 高放射線量なお

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国道6号、通行制限解除1カ月 高放射線量なお

東電福島第1原発の前も多くの車が行き交っていた=福島県大熊町(大渡美咲撮影)

 東京電力福島第1原発事故に伴う「帰還困難区域」の影響で、通行制限されていた国道6号(福島県双葉町-富岡町)の解除から15日で1カ月が経過した。県沿岸部の大動脈が開通したことで交通量は増加し、復興の加速が期待されている。ただ解除区間を訪ねると、放射線量は今も高い状態が続き、空き巣の懸念など新たな悩みも出ている。(大渡美咲)

 解除区間は14.1キロで、車で20分ほどの距離。北部の南相馬市から南部のいわき市への移動は内陸を迂回(うかい)していた従来に比べて1時間半も短縮した。

 南相馬方面から車を南へ走らせると、「事故多発」「獣と衝突」など注意を促す看板が掲げられていた。傷みの激しい店舗や家屋、雑草が生い茂った田んぼが広がる。人通りはなく、時折、警備員が脇道に立つのを見かけるだけだ。原発が立地する大熊町に入ると、直線道路脇の民家の入り口にはバリケードが取り付けられ、別世界に迷い込んだような感覚になる。

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