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「いつになったら届くんだ」税関に堂々催促 危険ドラッグ輸入業者ら、リスクなしで増長 

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「いつになったら届くんだ」税関に堂々催促 危険ドラッグ輸入業者ら、リスクなしで増長 

英国から密輸された危険ドラッグの一例=近畿厚生局麻薬取締部

「いたちごっこ」

 薬事法で規制されている危険ドラッグをめぐっては、今年4月施行の改正法で、製造や販売だけでなく、所持や使用なども禁止され、警察当局は取り締まりを強化している。だが、最大の問題点は、ある成分を違法薬物に指定しても、次々と新種が開発され、いたちごっこで規制が追いつかない現状にある。

 警視庁幹部によると、こうした新種の大半は中国など海外の工場で製造されて輸入されているとみられ、「水際で食い止めることが、危険ドラッグ撲滅への一番の近道」と強調する。

 水際対策の重要性は、覚醒剤の押収状況を見ても明らかだ。警察庁によると、平成25年の覚醒剤の押収量831・9キログラムのうち、水際での押収量は816・1キログラムで98%を占める。

 警視庁幹部は「没収するだけでなく、監視しながら摘発につなげる『泳がせ捜査』などの捜査手法の拡大も必要だ」としている。

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