産経ニュース

「いつになったら届くんだ」税関に堂々催促 危険ドラッグ輸入業者ら、リスクなしで増長 

ニュース 事件

記事詳細

更新


「いつになったら届くんだ」税関に堂々催促 危険ドラッグ輸入業者ら、リスクなしで増長 

英国から密輸された危険ドラッグの一例=近畿厚生局麻薬取締部

郵便催促の電話

 「いつになったら届くんだ!」。最近、税関当局には危険ドラッグの輸入業者から郵送を催促する電話が頻繁にかかってくるという。国際スピード郵便(EMS)では、インターネットで配送状況が確認できるため、EMSが税関に留め置かれているのを知った業者が抗議してくるのだ。

 税関当局では郵便物に違法薬物の疑いがあれば、鑑定のため郵便物を留め置く。だが鑑定で危険ドラッグの指定薬物と判明しても、受け取り名義人に通知して発送元に返送するか廃棄するしかない。指定前の薬物であれば、そのまま郵送せざるを得ない。

 税関関係者は「輸入する側にとっては、税関に見つかっても、摘発されるリスクがない。業者もそれを見越して堂々と引き渡しを要求し、輸入し放題になっている」と指摘する。

 最近は業者だけでなく、カラフルにデザインされたポリ袋に入った危険ドラッグの製品を個人が輸入するケースもあるという。

「ニュース」のランキング